Damaged Landscape

そりゃ目立つけど

何もここまで脅迫的な表示にしなくても...。
それともここは犯罪の巣窟? ただ、何も考えていないだけ?

(東京：地下鉄丸ノ内線四谷駅）

そして看板だけが残った

都心のマンションとオフィスビルが建ち並ぶ道路沿いに突然設置された「お願い看板」。
周囲の状況から見て、とても鳩が集まる場所とは思えない。かつてたまたま気まぐれな鳩がいて(?)、気まぐれな通行人がえさをあげて(?)、それを住民が筋違いの工事事務所にクレームを持ち込み(?)、よっしゃとばかりに看板が立てられた...(?)。
それを読んだ鳩はみごとに立ち去った!!。...そんなバカな。

（東京：新宿区舟町/外苑東通り）

路上ライブのかわりにジャンクスペース

曰く：「無許可の路上ライブ・露店等は道路不正使用違反として罰せられます。」
（警視庁新宿警察署　東京都第三建設事務所）
ということで、歩道を何の美観的配慮もなく、「使えなく」してしまう対応は、空しさで
言葉が見つからない。

（東京：新宿西口駅前）

日本的なメルヘンの世界

日本の公共施設は、なぜか児童公園的なメルヘンの世界が大好きだ。
しかし、場所柄を無視して、そこかしこにこうした絵を描くのは、日本人
全体が幼児扱いされているようで、居心地が悪い。
ここでも、デザインの過剰が周辺との調和を乱している。

（東京：新宿西口地下通路）

...で?

この立派な看板は、何を訴えているのだろうか?
ここに、戦後の日本人の心象風景が表れているような気がする。
つまりは目立ちたいのだ。
でも...申し訳ないですが街並はみんなのものです。

（東京：新宿区新宿一丁目 新宿御苑近く）